小説を書くための手順書|4ステップで自分だけの作品ができる!

親見さん
小説を書きたいのですが、みなさんはどんな手順で作品作りをしているのでしょうか?

小説を書くときに、行き当たりばったりで作るのか、手順を把握して作るのかでは、作品を完成させるまでの難易度に大きく差が出てきます。

以下のような作品をはじめとして、人並には長編小説を書いてきたので、経験談と他の作者さんのお話を元に、小説を書くときの手順を解説します。

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小説を書く手順を4つのステップで解説!

小説を書く手順には、大きく分けて4つのステップが存在します。

①アイデアを探す
②プロット・キャラクターを作る
③執筆をする
④推敲をする

短編小説でも、長編小説でも、執筆の大きな流れは変わりませんので、これさえ押さえておけば、作品作りがグッとしやすくなります。

初めての方で、短編・長編小説のどちらを書くかを決めかねている方は、短編小説からチャレンジしてみることをおすすめします!

一つの物語を完成させることで得られる経験値が非常に多いですよ!

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①アイデアを探す

小説を書くためには、アイデアが必要になります。

親見さん
そのアイデアが、なかなか思いつかないんですよね。

実は、アイデアの作り方には、重要な原理が2つ存在します。

・アイデアは既存の要素の組み合わせ
・事物の関連性を見つけ出すことが重要

アイデアはゼロから生み出すのではなく、既存の要素の新しい組み合わせです。

つまるところ、必要なのは既存のアイデアのインプット(他の方の作品に触れたり、新しい経験をしたり)自分だけの視点で物事の関連性を見ることです!

親見さん
ゼロからイチを作るのではないんですね!

アイデアを生み出す方法については、書籍『アイデアのつくり方』が参考になります。

上記の本を僕が読んだレビューは、以下の記事にまとめてますので、よろしければ読んでみてくださいませ~。

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②プロット・キャラクターを作る

アイデアが出来上がったら、次はプロットとキャラクターを作っていきます。

プロットは、小説を作る際の設計図です。

物語がどんな構成になっていて、どんなキャラクターが登場して、どうやって進行していくのかを決めます。

親見さん
あらすじのようなモノですね!
プロットに必要な要素
・世界観と舞台設定
・登場するキャラクター
・話の流れとオチ

上記の要素をドキュメントにまとめていくのですが、詳しいプロットの作り方は以下の記事を参考にていみてくださいませ~。

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プロット作りに役立つ書籍を2冊ご紹介しておきます。

書籍『「物語」のつくり方入門7つのレッスン』は、はじめて小説を書き始める方におすすめの書籍で、プロットの作り方、キャラクターの動かし方等の作品作りに知っておきたい情報が詰まっています!

僕が実際に読んでレビューした記事は、以下にありますので参考にしてみてくださいませ。

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「初心者レベルの情報では物足りないよ」という方には、書籍『物語の法則』がおすすめです!

執筆がはじめての方にはおすすめできませんが、慣れてきた方ならば「ははぁ、なるほど」となるような一歩踏み込んだ物語の知恵が詰め込まれています。

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③執筆をする

アイデアとプロットが整ったら、いよいよ執筆のお時間です。

親見さん
上手な文章を書ける気がしないです……。

上手な文章は、ぶっちゃけ言って必要ありません。

読者さんにわかりやすく伝えられれば、ひとまずそれでオーケーです。

ただ、世の中にはついつい読み込んでしまうような魅力的な文章があるのも事実……。

魅力的な文章については、以下の記事でまとめていますので、よろしければ参考にしてみてくださいませ~

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長編小説執筆時には、自分のペースでコツコツ進めていくことが大事です。

何万字と文字を書き連ねていく長編小説を書くときには、途中で息切れしてしまうことがあります。

最後まで書くコツは、以下にまとめておきますので、参考にしてみてくださいませ。

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④推敲をする

執筆お疲れさまでした!

後は推敲――すなわち自分の書いた小説を読み直して、不足を補って、無用を削っていく作業をしていけば、作品が完成します。

推敲をするときに、特に大切にしたいポイントは2つあります。

①はじめて作品を読む読者の視点で見返す

読者さんは作品の設定を知りませんので、何も知らない状態でも物語が楽しめるか、考えてみることが大事になります。

②推敲は、少し時間を置いて実行する

書ききった直後は、ランナーズハイな状態になっていて、「最高の物語ができたぜ、ヒャッハー!」となっていることが多いです。

冷静に自分の作品を見返すためにも、一週間から一か月程度の時間を置くことをおすすめします。

推敲のやり方については、以下の記事でまとめていますので、参考にしてみてくださいませ~。

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また、推敲に特化した世にも珍しい書籍がありますので、こちらも参考にしてみてください。

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小説を書くときにおすすめの執筆環境について解説

親見さん
※小説はなにで書けばいいのでしょうか?

小説を書く道具は、大きく分けて3つあります。

・パソコン
・スマホ
・ノート・原稿用紙

この中で、個人的にもっともおすすめしたいのはパソコンです。

タイピングさえできれば、執筆速度が圧倒的に早く、Web小説サイトへの投稿もスムーズだからです。

ただ、スマホやノート・原稿用紙でも小説の執筆はできます。

僕も、自分のパソコンがない時代は、こっそり夜中に家族共用のパソコンを起動して、ノートに下書きをしていた作品を投稿サイトに入力していました。

親見さん
筆とペンさえあれば、それで作家になれますね!

執筆環境については、以下の記事で詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてみてくださいませ~。

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まとめ

小説を書くための手順についてまとめました。

①アイデアを探す
②プロット・キャラクターを作る
③執筆をする
④推敲をする

基本は、この4ステップで小説を作ることができます!

親見さん
これで、小説を書き始められそうです!

マヨナカログでは、他にも執筆に役立つ情報をまとめていますので、よろしければ参考にしていってくださいませ~。

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