書いた小説をKindleに出版してみたくても、難しそうなイメージを持っている方はいらっしゃると思います。
結論から言えば、電子書籍出版はとっても簡単で1人でもできちゃいます。
もし、自分の小説を世の中に出してみたいなら、挑戦してみる価値はありますよ!
今回は、Kindle出版のやり方について解説していきますん。
小説家さんをメインに据えての記事ですが、漫画や絵本、イラスト集でKindle出版を考えている方でも役に立つはずですん。
Kinadle出版の手順は、大きく分けて以下の3ステップです。
②KDP(Kindle Direct Publishing)のアカウントを作成。
③Kindleに自身の本を登録!
Kindle出版とは?
Kindleは、Amazonが提供する電子書籍サービスになっています。
使われている方も多いのではないでしょうか?
Kindleは、アマチュアやプロ関わらずに電子書籍を出版することができちゃいます!
一昔前は、本を出版をするには、出版社を通して世の中に出すしかありませんでした。
ですが、この電子書籍型の出版サービスの登場によって、個人でも簡単に世の中に本を出すことができるようになりました。
Kindle出版に関しては、以下の記事で詳しく解説しています!
こんにちは! マヨナカログのつくよみです。 KDP――Kindleダイレクトパブリッシングをご存じですか? 親見さん Kindleが電子書籍を取り扱うサービスなのは知っています! 最大手の電子書籍サービスKind[…]
Kindle出版で世に自分の本を出す以外にも、紙媒体で出版できるPOD(プリントオンデマンド)や自費出版という方法もあります。
本記事では詳しく触れませんが、もし興味ある方は以下の記事をご覧くださいませ!
親見さん 温めてきた本を出版したいです。でも、どんな方法があるんでしょうか? 本の出版形態の多様化に伴って、プロアマチュア問わずに個人で書籍を世に出せる機会が増えましたよね! 僕自身も、アマチュアの個人作家の身[…]
こんにちは! マヨナカログのつくよみです! 個人作家ができるいろいろな出版方法を紹介してきましたが、今回は自費出版をテーマに扱います。 これは、超ざっくり言うと、出版社にお金を払って自分の本を出す方法です。 親見さ[…]
マヨナカにこんにちは! つくよみです。 親見さん 形のある本として、自分の書籍を手に持ってみたいです。できるなら、販売もしてみたいです……! こんなことを思う方は多いんじゃないでしょうか? その方法の1つとして、[…]
Kindle出版にかかる費用は? 無料でできる?
Kindle出版にかかる費用は、無料となっています。
Amazon側は、Kindleの書籍が売れた際、手数料を取ることで利益を得ています。
この手数料は、販売した本の料金の一部から差し引かれるため、結果として作家さんが直接負担する費用はありません。
Kindleの個人出版で得られる印税率は?
Kindleの出版で得られる印税は、ロイヤリティとも言われています。
Kindleでは、販売した商品の35%か70%のどちらかで印税が得られる仕組みになっています。
ロイヤリティが70%の場合、100円の商品が売れたら70円が作家さんに入って、30円がAmazonの取り分になります。
印税率としては、めちゃくちゃ高いと思います。
出版社を通して世の中に本を出した場合、印税率は10%前後が一般的だと言われているんです。
印税率70%で自身の商品を販売する際は、自身の書籍をKindleで独占販売しなくてはいけません。
これは、手広くやりたい方にとってはデメリットと言えます。
Kindle出版のやり方と全体の流れ
Kindle出版のやり方と全体感をまずはおさえておきましょう!
その後に、項目別で細かく説明していきますん。
Kinadle出版の手順は、大きく分けて以下の3ステップです。
②KDP(Kindle Direct Publishing)のアカウントを作成。
③Kindleに自身の本を登録!
「①自分のコンテンツを作る」が1番時間のかかるところですが、クリエイターのみなさんならあまり苦にならずやっちゃうと思います。
②③は①に比べたら、必要な時間は微々たるものですよん。
出版するための自分だけの小説を作ろう!
Kindle出版するにしても、コンテンツがなければ当然ながら出版もできません。
と、いう方はゼロから小説を作る方法を以下の記事で紹介していますのでご覧になってくださいませ!
親見さん ふむむ。小説の執筆に挑んでみようと思うのですが、小説の書き方や1冊の本を作り上げるまでの流れがいまいちわかりません。 「この書き方が絶対にいい!」というのは小説にありません。 ですが、多くの作家さんが[…]
小説の知識がゼロでも、1冊の本を作るためのロードマップになっています!
電子書籍データ(EPUB)を用意
Kindle出版では、自分の作品をEPUB(イーパブ)と呼ばれるちょっぴり特殊なデータ形式に変換する必要があります。
これも、文字を中心とした小説ならば、難しいことはなにもないです!
手順としては、以下の3ステップを踏みます。
②メモ帳をEPUBデータに変換するための【おまじない】をメモ帳の文章内に書き込む。
③でんでんコンバーターを使ってメモ帳のデータをEPUBデータに変換。
【おまじない】の書き方とでんでんコンバーターの使い方が重要な点になっています。
でんでんコンバーターを使って、メモ帳のデータを電子書籍データに変換する方法については、以下の記事で詳しく解説しています!
自分の書籍をKindle出版する際、EPUBを用意する必要があります。 文章からEPUBを作成するのに便利なのが、でんでんコンバーターですよね! 外部リンク:でんでんコンバーター 親見さん でんでんコンバータ[…]
イラストレーターさんに依頼して、表紙を用意しよう!
Kindleで電子書籍を出版する際に、表紙が必要になります。
表紙は、自分で作っても良いです。
ですが、今回はイラストレーターさんに依頼して作ってもらうパターンをご紹介します。
そこは、ヒトとヒトの壁がなくなったネット時代。
SKIMAやココナラといったサービスを使えば、イラストレーターさんに表紙作成依頼ができちゃいます!
SKIMAやココナラは、数多くのイラストレーターさんが依頼を受け付けているwebサイトです。
イラストレーターさんがネット上で自分のお店を出店してるイメージに近いですね。
そこにボク達の方から行って、お仕事を依頼するんです。
イラストレーターさんに依頼できるSKIMAに関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてくださいませ。
こんにちは! マヨナカログのつくよみです。 親見さん そろそろ自分の小説に表紙絵を付けてみたいです……。絵師さんを探すために、SKIMAに登録してみましょう。 「これからSKIMAに登録したいけど、登録手順はどんな感じ[…]
また、イラストレーターさんに依頼するときに必要な情報やよくやるやり取り、相場などをまとめた記事は、↓になっています。気になる情報がありましたら、さくっと見て行ってくださいませ!
親見さん イラストレーターさんが描いた小説の表紙絵が欲しいです。 でも、イラストの有償依頼は難しそうです。 小説の表紙、SNSアイコン、ウェブサイトのアイキャッチ画像……いろんな理由で、イラストが欲しい! という方[…]
親見さん イラストの作成を依頼したいのですが、イラストレーターさんとどのようなやりとりをしたらいいんでしょうか? はじめてイラストを依頼するとき、書いて欲しいイラストについて「何をどう伝えればいいのか」迷ってしまいま[…]
親見さん イラストの相場っていくらぐらいなんでしょうか? はじめてイラストを頼むとき、どれくらいの予算を用意すればいいのかわからないですよね。 結論から言えば、イラストを依頼する際の相場は定[…]
KDPに登録しよう!
KDP(Kindle Direct Publishing)は、Kindleに本を出版するために登録する必要があります。
KDPは、↓から登録できます。
外部リンク:KDP(Kindle Direct Publishing)
KDPの登録に関しては、自前の記事がないので(怠惰)、TABLOGさんの「Amazon Kindle Direct Publishing(KDP)」に登録する方法【2021年版】を引用させていただきます。
いやもうこの記事の完成度が高すぎて、これを見ればKDPにさっくり登録できちゃいますよ!
「Amazon Kindle Direct Publishing(KDP)」に登録する方法を解説しています。「Amazo…
Kindleに書籍を出版!
「コンテンツ、KDPへの登録」の準備が完了して、Kindleへの出版の準備は整いました!
ここまで来れば、後はKDPに書籍を登録するだけです!
本をKindleに出版する最後のステップは以下の記事で触れていますので、あなた様の本を世に出してくださいませ。
登録作業を終えれば、48時間以内にはあなたの本がKindleに並んでいますよ!
こんにちは! マヨナカログのつくよみです。 親見さん 本を出版するために、KDPに登録しました! さっそくKindleに本を出してみたいのですが、手順はどうなってるんでしょうか? KDPへの登録作業お疲れ様です。 […]
販売を促そう!
Kindleへの出版作業お疲れ様です。
まずは、Amazonの売り場に並んだ自分の本を眺めて楽しんじゃいましょう。
本を販売した後は放っておいてもいいのですが、KDPの販売促進機能を使ってもいいでしょう。
Kindleには、自身の作品を世の中にアピールするための機能がいくつかあります。
たとえば、5日間限定で自身の書籍を無料販売する機能。
また、自身の書籍をAmazonに推薦する機能があります。
こちらは以下の記事で詳しく解説していますので、興味があればご覧くださいませ。
こんにちは! つくよみです! ベータ版ではありますが、Kindle Direct Publishing(KDP)に新しい機能が追加されていますね! なんと、Amazonに対して自分の本を推薦できるようになっているのです! […]
現在日本のAmazonでは未対応ですが、自身の書籍を割引販売する機能もあります。
いずれ日本でも使用ができるようになるはずなので、知っておく価値はありです!
親見さん Kindle Countdown Deals……KDPのキャンペーンにあるんですが、使ったことないです。 KDPでは個人で打ち出すことのできるキャンペーンに、Kindle Countdown Dealsと無[…]
また、Kindle作家を目指すなら、Kindle UnlimitedとPrime Readingについて、作家視点で知っておく価値はあります。
こんにちは! つくよみです。 Kindle UnlimitedとPrime Reading(プライム会員特典)の違いを挙げている記事は山ほどあります。 ボクが今更サービスを解説する必要もないです。 ただ一点を除いては。 […]
こんにちは! マヨナカログのつくよみです! Kindle Direct Publishing(KDP)作家さんであっても、「自分の作品をPrime Readingに登録するにはどうしたらいいか?」もしくは「登録されたらどうなるのか?」[…]
まとめ
Kindle出版のやり方について解説しました。
②KDP(Kindle Direct Publishing)のアカウントを作成。
③Kindleに自身の本を登録!
この流れを押さえて、さっくり自分の本を出版しちゃいましょう!
自分の本を1冊作って世の中に出すというのは、とっても楽しい作業ですよ。
一生で一度挑戦してみる価値があると思います!
本サイトでは、他にも小説に関する記事をまとめていますので、ご覧になってくださいませ!
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