こんにちは! つくよみです。
Kindle UnlimitedとPrime Reading(プライム会員特典)の違いを挙げている記事は山ほどあります。
ボクが今更サービスを解説する必要もないです。
ただ一点を除いては。
すでにある記事は、サービスを利用する読者視点なんですよね。
マヨナカログでは、作家視点でKindleサービスを見ることが多いんです。
たとえば、作家さんなら、自分の作品をKindle Unlimit、Prime Readingに投稿すると、どんな読者さんに読まれるんだろう? 数はどの程度いるんだろう? サービス内での競争相手の数は? そういう部分が気になると思います。
読者向けの記事には、当然ながらそういう視点はありません。
Kindle UnlimitedとPrime Readingについて、作家さんに必要な情報がまとめられていないのは、ボクのサイトとしては困っちゃうんですよねぇ。
ないなら書いてしまえ!
と、言うわけで、今回は作家視点から、Kindle UnlimitedとPrime Readingの比較をして押さえておきたい要点を紹介したいと思います!
データから得られたポイントを先に言っておくと、
・より多くの人に書籍を見てもらえる可能性があるのは、Prime Reading
この2つをKindle作家さんには、押さえておいて欲しいのです。
基本サービス内容
どちらも電子書籍の読み放題サービスになっています。
詳しい内容は、他のサイトにありますが、Kindle作家にとって必要な情報は【サービス料金】と【読み放題に対応している冊数】そして、なにより【利用者数】。
この3つでしょう。
→サービスの値段が高くても、登録している人がいるなら、その方の読書に対するモチベーションはかなり高いですよね? このような指標も取れます。
・読み放題に対応している冊数がわかれば、そのサービスに自身の書籍を登録した時のライバルの数がわかります。
→ライバルが少なければ、自分の本が読んでもらえる可能性があがりますね!
・利用者の数がわかれば、そのサービスにおける得られる読者数の期待値がわかります。
→読者数が多ければ多いほど、人の目につく回数が増えます。
【読み放題に対応している冊数】和書が約12万冊、洋書が約120万冊
【読み放題に対応している冊数】900~1000冊程度
【利用者数】に関しては、Kindle UnlimitedよりもAmazon Readingの方が多いです!
Kindle Unlimitedのお試し版的な立ち位置にあるPrime Readingの方が多いのは、当然ですよね。
Kindle作家として知っておくべきユーザーの特徴
読者の読書欲は、Kindle Unlimited会員が圧倒的に高い。
お試し版のPrime Readingのサービスを超えて、Kindle Unlimitedに登録した方は、お金を払ってでも読み放題サービスを使いたいと思った人です。読書に対するモチベーションが非常に高い方ばかりとなっています! Kindle Unlimitedに自身の書籍を登録するか悩んだときに、この情報は覚えていても損はないと思います。
より多くの人に書籍を見てもらえる可能性があるのは、Prime Reading
会員数が圧倒的に多いにもかかわらず、彼らが閲覧できる書籍の数は少ないのです。つまり、Kindle Unlimitedに比べて作者間の競争がゆるやかなのに、読者数は多い! ブルーオーシャンということですね!(ただし、Prime Reading会員の個々の読書欲は、Unlimited会員には劣ります)
その気持ち、わかります。
Kindle Unlimitedサービスには、作家自ら登録をすることができるのですが、Prime Readingには、自分から登録することはできません。Amazonからの招待制なのです……。
ですが、最近、Prime Readingに自分の書籍を登録してほしいとAmazonに推薦できる機能がKindleに追加されたようです!
こんにちは! つくよみです! ベータ版ではありますが、Kindle Direct Publishing(KDP)に新しい機能が追加されていますね! なんと、Amazonに対して自分の本を推薦できるようになっているのです! […]
あと、Prime Readingに招待されるとどうなるのか? ということを知らない方も多いと思いますので、後日まとめておきたいと思います。
まとめ
・Kindle Unlimitedサービスの読者の読書欲が強い傾向にある。
・多くの人に読んでもらいたいのなら、Prime Readingを狙ってみる。
以上が作家視点から見たKindle UnlimitedとPrime Readingの特徴と比較でした!
・記事のナビゲイター:親見 心(おやみ こころ)
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