あります!
10才~20才前半をターゲットにしている少年ジャンプを見ればわかりますが、主人公の多くは20歳未満です。
また、男の子をターゲットにしているため、主人公も性別が男であることがほとんどです。
ターゲットとなる読者とキャラクターの年齢と性別が近ければ近いほど、感情移入のしやすい傾向があるんですよねぇ。
今回は、「読者に読まれる年齢と性別の設定方法はあるのか?」という視点で深堀していきたいと思います。
キャラクターの性別・年齢の設定方法
キャラクターの性別・年齢を選択する方法には、いくつかあります。
各々の方法を採用するメリットを解説していきたいと思います。
ターゲットに近い年齢・性別を設定する
冒頭でも紹介しましたが、昔から信じられている創作における真理の1つとして、「読者の年齢、性別と主人公キャラクターは近しいほど感情移入がしやすい」があります。
少年漫画・少女漫画がその真理をもっとも徹底しています(もちろん例外はありますが)。
読者と主人公の年齢・性別近いと、読者さんがキャラクターに自己投影をしやすくなるんですよね。
もし、狙う読者の年齢層・性別が決まっているのであれば、主人公をそれに寄せてしまうのはありです!
・読者が感情移入しやすい
物語とマッチする性別・年齢か?
物語の内容とマッチする年齢・性別であるかという考え方にも、一理あります。
たとえば戦記物の主人公は、ある程度歳を取った青年であることが多いです。
そうですね。
物語の雰囲気を高める順当な配役をするのも効果的です。
・物語に主人公がなじむ
ギャップを狙うのもあり
ギャップを狙って主人公の年齢と性別を設定する手もあります。
たとえば、戦記物なのに主人公の身体年齢が幼女の【幼女戦記】
タイトルからすでにギャップの塊ですよねぇ。
他にも、おじいちゃんがロボットになって戦う【いぬやしき】が存在します。
主人公の性別や年齢でギャップを感じさせることができれば、それだけで読者さんに本を取らせることができてしまいます。
キャラクターの年齢・性別にこだわりすぎる必要はない
キャラクターの年齢・性別は、読者さんの獲得に影響を与えます。
ですが、こだわりすぎる必要はないというのが結論です。
物語に溶け込む主人公・ギャップを狙う主人公が相反しているように、すべての要素を取り入れるのは不可能です。
・キャラクターをその年齢・性別にした理由はなんなのか?
ターゲットになる年齢層がいるから。物語に合うから。ギャップを狙っているから。
結論、理由があれば良い設定ということになります。
少年誌のジャンプでも銀魂、流浪に剣心がありますし、ラノベでも異世界転生ものでは、主人公が30才を超えているモノもたくさんあります。
まとめ
キャラクターの性別・年齢についてまとめました。
狙いを持ってキャラクターの性別・年齢を設定できるようになるといいかもしれません!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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