今年、僕がもっともハマった歌手さん、バーチャルシンガー花譜(かふ)のご紹介です!
「どこにでもいて、どこにもいない少女」であり、不可思議な魅力をたっぷり持ったシンガーさんです。
花譜は、2022年に日本武道館で単独ライブをしたことでも話題になりました。
↓YouTubeで一部映像が公開されています!
花譜の歌声で語られる世界観は、病みつきになるモノがあるので、おすすめの曲と合わせて紹介させていただきます!
どこにでもいて、どこにもいない少女 バーチャルシンガー花譜とは?
花譜はKAMITSUBAKI STUDIOに所属するバーチャルシンガーです。
花譜の物語のはじまりは2018年で、YouTubeから活動がはじまり、2022年には武道館で単独ライブを開催するに至ります。
一昔前では、仮想の歌手が武道館に立つなんて考えられなかったのですが、花譜はそれをやってのけました。
花譜の歌い方・歌声の特徴
吐息感のあるささやくような歌い方が、花譜の大きな特徴の一つです。
さらに、弱々しく、小刻みに震えるような声がときどき混じるのですが、これが癖になるポイントの一つでもあります。
百聞は一見に如かず。まずは一曲聞いてみることをおすすめします!
カンザキイオリとの関係性
作曲家であり、小説家のカンザキイオリさんが花譜の作詞を多く担当しています。
代表曲である『命に嫌われている』は、誰しも一度は聞いたことがあると思います。
カンザキイオリさんが作曲する曲には、物語性やメッセージ性が強いモノが多く、花譜の魅力を百二十パーセント引き出しています!
花譜のおすすめの楽曲をご紹介!
花譜のおすすめ楽曲をランキング形式でどかっとご紹介します!
正直、どの曲も良くて、全部聞いてほしいレベルなのですが、特にお気に入りの曲を選りすぐっています。
どれも花譜の公式YouTubeチャンネルで公開されているので、ぜひ聞いてみてくださいませ~!
第1位:不可解
お金とか、ビジネスとか、効率とか、そういうことをこれからかんがえなくちゃいけないんだ。
そうでしょう?
花譜を聞くなら、まずおすすめしたいのは『不可解』です!
語りから始まり、社会に出て「お金やビジネス、効率」を考えなくてはいけない人にぶっ刺さる内容になっています。
『不可解』では『人間の証』を見つける物語が、歌詞に載せて語られます。
そのストーリーは「そうだ、そうなんだ。お金とか、ビジネスとか、効率じゃなくて、僕だって、不可解で言葉にできない感情を信じて生きていきたいんだ」と、胸を打つモノになっています。
これが、花譜の語りかけるような歌声と合わさって、心を溶かして、再構成する一曲に出来上がってるんです。
第2位:海に化ける
全てを喰らったというのに、僕の腹は飢えている
子供から大人になるにつれて、いろんな経験をしてきたはずなのに、満たされない日々。
みなさまにも、こんな経験はないでしょうか?
『海に化ける』は、そんな飢餓感を力強く歌った曲になります。
花譜の楽曲は、子供と大人の境界線、葛藤をテーマにした物語が多いですが、これもその一つです。
第3位:魔女
この世界は私の物だ。月が鳴り響くまで。
『魔女』は、世界にあらがう私たちの物語です。
世界は、誰にモノでもなく、自分のモノ。
人生の主人公がいつしか自分ではなく、他の誰かになりつつあるときに、「あなたの人生(世界)はあなたのモノだよ」と力強く教えてくれるおすすめ楽曲です。
第4位:畢生よ
生を終えるまでの間。つまり、一生ですね。
『畢生よ』はパワフルな曲調と共に、迷いを打破して生き方を見つける物語が語られます。
僕らはどう生きればいい
愛すべき者たちを愛することはできるか?
愛すべき者を愛すべきと気付いた
曲調、歌詞ともにカッコよく王道を往くので、聞きやすい一曲になっています。
第5位:花女
『花女』はとにかく語りの多い一曲になっています。「今の私」と「昔の私」が語り合いながら、物語が進んでいきます。
見た目や上部が全てでそれ以外全部いらない。
その考えは間違いじゃない
安心してほしい
心の奥底で思っていることを指摘されたようで、ドキッとする歌詞も用意されています。
語り上手の花譜を楽しむのにはうってつけの一曲なので、人気のない公園の日向で、目を閉じて花女を聞いてくださいませ~。
第6位:ニヒル
未来に対する漠然とした不安に対して立ち向かう勇気をもらえる一曲が、『ニヒル』です。
エゴばっかりでいいだろう?
世界全部不確かなんだし
「人生の目的なんてわからないよ」「あいまいな未来が怖いんだ」
誰でも心のうちに持ちうる葛藤と恐怖を乗り越えて、未来を信じて突き進む物語が書かれた一曲です。
人生の目的がわからない。でも、前に進まないといけない。
そんなときに一歩を踏み出す力をくれるおすすめの一曲です!
第7位:過去を喰らう
どこかに行ってしまったあなたへの想いを歌う曲が、『過去を喰らう』です。
あなたが頭で渦を巻くから、今もこの朝が嫌いだった
大人になるのが怖かった。強くなることが怖かった
『過去を喰らう』→『海に化ける』の時系列で、物語が語られており、セットで聞くと深みが増します!
・過去を喰らうでは、『あなた』を失い、大人になりたくないと怯える子供だった主人公。
・海に化けるでは、『あなた』の居場所と好きだった理由を見つけて、歩みだす大人になった主人公。
この2本立てでストーリーが語られていますので、歌詞をじっくり聞いてみてくださいませ~!
第8位:心臓と絡繰
『心臓と絡繰』は、何度傷つこうとも君のそばに居続ける主人公の楽曲です。
仕掛けられた罠を振りほどいたその先に
呆れ顔の君が待っていた
主人公は、想いを寄せる相手(君)の一挙手一投足に振り回される日々を送っています。
君の曖昧な態度に、傷だらけになってしまいます。
ですが、物語が進むにつれて「騙されても、奪われても、どれだけ傷ついても構わないから一緒にいる」ことを決意をします。
第9位:アンサー
正解のない旅にしよう
魔法がなくても怖がる必要はないんだ
ねえどうだい、この日常は
ここではずっと一人じゃない
第10位:彷徨い
新しいこと始める旅に、内心誰かが邪魔をする
電車の中じゃ大人たちはスマホに夢中なのに
「誰も僕を止められない、止めるのは僕自身だ」
新しい世界を見たくて飛び出した少女が、不安と戦う曲が『彷徨い』です。
「誰も僕を止められない、止めるのは僕自身だ」
彷徨いでは、この歌詞を口ずさむ花譜にやられました! 確かに。感が強すぎる。
新しくて、チャレンジングなことをやろうとしたとき、やらない理由を探そうとするのは、いつも自分自身です。
戒めと教訓を得られたこの一曲を、おすすめしたいのでこの順位に入れました。
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可不とは何者? 花譜との関係は?
可不は、花譜を元に作られた音声合成ソフトです。
音声合成ソフトとしては非常に高機能で、人間らしい声を再現することが可能です。
『流線形メーデー』が花譜と可不のコラボ楽曲なのですが、可不の人間らしさにはびっくりしました。
まとめ:今すぐ花譜を聞いてくださいお願いします(宣伝)
花譜のおすすめ楽曲を紹介して、宣伝したいだけの記事でした。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます!
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