コイカツ販売終了ってマジ！？！？
イリュージョンが販売する恋愛シミュレーションゲームです。大人向けの。
今回は、まあ、そういうお話なんですが、取り扱うか悩んだネタだけど、よくよく考えたら守るような体裁は何もなかった。
ユニコーンのASMRはマジでヤバい。トブぞ。 親見さん ……唐突にどうしたんですか？ 頭を打ちましたか？ 「最近、アズールレーンどうなってるかなあ」と思いDLsiteを漁ってると見つけてしまったんですよね。 […]
ボクもプレイしていたのですが、面白いだけのゲームではなく思わず記事に書き残したくなるような魅力がコイカツにはありました。
コイカツの販売終了が決定してしまったので、せめて供養にこのゲームの魅力を書き残せたらなと思います！
なぜコイカツが販売終了に？
はじめに、「なぜコイカツが販売終了になってしまったのか？」について触れておきます。
これはゲーム開発元であるイリュージョンが、2023年7月14日に『活動終了』を発表したからですね。
↓↓ILLUSION 活動終了のお知らせ↓↓
【 ILLUSION 活動終了のお知らせ 】
ゲーム開発ブランド「ILLUSION」は8/18(金)を持ちまして開発・販売を終了致します。
詳細は下記ページをご覧下さい。https://t.co/uAbSCV5uyT
長らくのご支援、ご声援を頂き本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/3Vit9b8xhW
— イリュージョン (@ILLUSION_staff) July 14, 2023
数多くの美少女ゲームを生み出してきた老舗ブランドで、2023年の5月1日には30周年記念ページを開設しています。
イリュージョンの活動終了に合わせて、コイカツの販売終了予定日は8月18日となっています。
『コイカツ！』のゲーム性
『コイカツ！』シリーズは、学園もしくは南の島を舞台に女の子たちと戯れるゲームです。
ストーリーは多少ありますが、そちらはおまけ程度に考えておきましょう。
コイカツでは、基本的に以下の４ステップを繰り返すゲームになります。
②舞台に配置
③好感度上げ
④いちゃいちゃする
ですが、コイカツの魅力はゲーム性ではありません。
『コイカツ！』シリーズの魅力
ではでは、『コイカツ！』シリーズの魅力をまとめていきます！
『コイカツ！』と後継である『コイカツ！ サンシャイン』の２種類がありますが、魅力という点は２つとも共通です。
この２種の大きな違いはマップで、ゲーム性自体は変わりません。
なので、コイカツシリーズを通してのレビューになっております！
コイカツの魅力ですが、大きく以下の2点があります。
・キャラクタークリエイトの自由度が半端じゃない
・無限のシーンが作れるスタジオ完備
そして、実はもう１つ。コイカツを語る上で見て見ぬふりができないやつがいます。
『MOD』です。
ゲームソフトを改変するプログラムやデータですね。
大体、開発元ではなく、第三者が作っています。
キャラクタークリエイトの自由度が半端じゃない
キャラクタークリエイトの自由度が半端じゃない！
「あのキャラクターに似せた子を作りたいなぁ」ってのもけっこうできます。
たとえば、ブルアカのミヤコちゃん＠水着ver。
ちなみに、これは以下のキャラカードを使って再現させてもらっています。
png形式で配布されるキャラクターモデルが入ったデータで、それを読み込むだけで他の方が作った造形を読み込めるんですよね。
デフォルトでもかなりの幅のキャラクターを表現できるのですが、MODを入れれば、さらにパーツを増やすことができます。
そうなったら表現の幅は宇宙。
無限のシーンが作れるスタジオ完備
スタジオでキャラクターのモデルを利用したシーンを作れるのですが、それがまた半端じゃなく機能が多いんです。
まずは、スタジオ機能のUIを見ていただきましょう。
いや、これなんてBlender？
もうね、ゲームの一部に3DCGアニメーションツールが付いてるんですよね。
これで好きなシーンを作って描き出せちゃうんです。
たとえば、こんなシーンを作ることができます。
しかも、シーンの情報もpng形式で他の人との共有が可能。
簡単に他の人が作ったシーンを読み込めます。
すでに完成しているシーンを読み込んで、自分の好きなキャラクターを表示させることもできます。
大人向けのゲーム。自由度の高いキャラクリ。自由度の高いシーン。まあ、人気の理由はそういうことです。
MODの充実具合が半端ない
MODとは切っても切り離せないのがコイカツです。
もうね、開発されたMODの量が尋常じゃない。
バニラ状態（何も入れていない状態）の『コイカツ！』がおよそ18GB
最新のHFパッチ（MODの便利インストーラのようなモノ）を当ててMODを入れると約55GBにもなるんです。
それくらい充実しているんですよね。
MODを入れるとただでさえ高い自由度が、無限と言っていいレベルに広がります。
ちなみに、けっこう面白いデータが入ってたりして、ガンダムのモデルなんかもあります。
『自由度×シェアの簡単さ』が生んだコイカツの独特な文化圏
コイカツには独特な文化圏があります。
・キャラクターのモデル
・シーン情報
これらがpngデータ１つで共有をかけられる利便性があります。
『キャラクターメイク・シーン作成の自由度』と合わせて、他の人と自分が作ったモノを共有して楽しむ文化が生まれました。
pixivなんかでも、コイカツのキャラクターやシーンデータが出回っています。
これが、ボクがコイカツに記事で触れたくなった理由でもあります。
ゲームの終わりが、文化圏の終わりなのか。
それとも、MODを通じてさらなる進化を遂げていくのか。
個人的に今後もウォッチしていきたいです。
『コイカツ！』の購入について
コイカツの販売は8月18日で終わってしまう予定ですが、出来上がった文化圏はしばらく継続していくと予想しています。
ゲーム本体があれば、それを楽しむことはできます。
現在、コイカツには無印『コイカツ！』と『コイカツ！ サンシャイン』があり、いずれもDLsiteで購入が可能です。
販売形式は様々ですが、基本的にすべてのアップデートデータを含んだ以下の２つがおすすめです。
・無印のアプデを全て含んだ『コイカツ！ トリロジーパック』
・サンシャインのアプデを全て含んだ『コイカツ！ サンシャインコンプリートパック』
また、いざMODを入れようとした場合、この２種類以外だと不都合が起こりやすいです。
無印とサンシャイン、どちらがおすすめ？
・MODの有無
自分が好きな舞台で選ぶ！
サンシャイン→南の島
「オレはどうしても学園でやりたいんだ！」など舞台にこだわりがある方は、好きな方を選びましょう。
MODの有無で選ぶ！
MODなしで楽しむならサンシャイン１本で十分ですね。
ただ、MOD込みで楽しみたいならば、自分のやりたいことに合わせて無印か、サンシャインを選ぶ（もしくは両方）必要があります。
というのも、配布されているキャラカードやシーンによっては、無印で表現できて、サンシャインでは表現できないモノであったり、逆のケースも存在します。
まとめ：さいようなら『コイカツ！』
コイカツの販売終了が決定してしまったので、ゲームの魅力についてまとめました。
巨星の１つが消えてなくなってしまうのが残念です……。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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