こんにちは。ヤンデレ×ボクっ娘×妹の属性が大好きなつくよみです。
僕は、ふつうの作家さんよりも、ヤンデレキャラクターを小説に登場させる割合が多いです。
そんな僕が、小説におけるヤンデレキャラクターの書き方をねっとりと解説させていただきます。
ヤンデレキャラクターとのドロドロ体験を物語に組み込んで、読者さんの目を釘付けにしましょう!
そもそもヤンデレって? その魅力は?
主人公をはじめとする特定の人物に強烈な好意を向けており、かつその愛情表現が少々過激であるキャラクターをヤンデレと称します。
主人公に寄り付く女を手荒な手段で排除しようとしたりするシーンは、ヤンデレキャラクターのテンプレ行動ですね!
主人公への愛情表現では、相手と一緒になりたいという想いから自分の髪の毛を混ぜたチョコレートを送る――なんてこともあります。
【ヤンデレの魅力】重すぎる愛……だが、それが良い!
ヤンデレの魅力の一つは、間違いなく「重たい愛」ですね。
ヤンデレキャラクターは、特定の人物に依存していると言っていいほど入れ込みます。
人に依存されるというのは、時に気持ちよくもあり、それがヤンデレキャラの魅力へと繋がっているんですよね!
そして、何があっても絶対に自分からは離れないだろうという安心感も、ヤンデレキャラクターの魅力ですね。
メンヘラとの違いは?
ヤンデレとメンヘラの違いは、相手を愛するか、自分を愛するかの違いです。
ヤンデレは相手を想って想って病みますが、メンヘラは誰かに構ってほしくて構ってほしくて病みます。
重たい愛の矛先が、他者にあるか、自分にあるかがヤンデレとメンヘラの一番大きな違いと言えます!
ヤンデレを作るときは、相手を愛して病的な行動をしてしまうキャラクターに仕上げるとメンヘラと差別化できてグッドです。
目をそらしたいけど、そらせない。魅力的なヤンデレキャラクターの作り方
ヤンデレは取り扱い注意のレッテルを張られた存在だけれど、なぜかキャラクターの魅力に惹かれてしまう。
読者さんを魅了してやまないヤンデレキャラクターの作り方のコツをいくつかご紹介します!
病的な愛が生まれるまでの過程は、大事!
病的な愛が生まれる過程は、しっかり練りこみましょう!
今日はこれだけ覚えて帰ってください。
ヤンデレちゃんが主人公に依存するようになった理由は、読者さん的にも非常に興味があるところでもあり、キャラクターの根幹になります。
愛が生まれた理由をメインストーリーと絡ませられれば、物語とキャラクターを同時に引き立たせることができます。
ヤンデレチックな行動は、常識人とともにいるときに輝く
ヤンデレちゃんを作品に登場させるときは、常識人のキャラクターをそばに置いてあげると良いです。
ヤンデレがする突飛な行動にドン引きさせたり、ツッコミを入れさせたりすることで、キャラクターが際立ちます。
親見さん キャラクターの性格はどうやって作ればいいのでしょうか? 物語におけるキャラクターは、作品の質を決める重要な要素の1つになります! キャラクターの性格は、キャラが物語へとどうやって関わっていくかを決め、[…]
ヤンデレとギャップのある設定を用意する
・商店街では人気者の妹だが実はヤンデレで、兄にぞっこんだった。
・みんなに崇められるような賢者だが、実はヤンデレで勇者に入れ込んでいる。
キャラクターの設定を考える際、ギャップを一つ用意すると良いです。
親見さん キャラクターの魅力を引き立てるために、ギャップの作り方を知りたいです。 世にいる人気キャラクターは、必ずと言っていいほどギャップを持っています。 魅力のあるキャラを作る際に、「上手なギャップ作り」は必[…]
お手本になるヤンデレキャラクターが登場する作品のご紹介!
ヤンデレキャラクターが光り輝いている作品をご紹介します!
どの作品にも、性癖がしぼった雑巾のようにねじれること間違いなしのヤンデレちゃんが登場しています。
ヤンデレキャラクターを作る際の参考にしてくださいませ~。
これぞヤンデレの王道! 未来日記
えすのサカエ様の作品である「未来日記」は、12人の人間のバトルロワイアルを描いた作品です。
本作には、ヤンデレの女王とも言える我妻由乃(がさいゆの)が登場します。
間違いなく、僕の性癖を破壊したキャラクターの一人です。
一見するとおだやかな少女ですが、主人公である雪輝のことを執拗にストーカーしています。
彼女は、愛のためならば殺人すらもいとわない冷酷さの持ち主で、バトルロワイアルでも、雪輝のためにその力を存分に発揮します。
由乃の重すぎる愛と、とんでもない行動の数々は、ヤンデレのお手本であり、見る者を魅了してやみませんでした。
機巧少女は傷つかない
「機巧少女は傷つかない」と書いて「ましんどーるはきずつかない」と読む。
海冬レイジ様作の、初見では絶対に読めないタイトルであると定評のライトノベルです。
ヤンデレキャラは、ヒロインでもあり、機巧少女でもある夜々(やや)となっています。
夜々はにこにこしながら、テーブルに雷真を誘う。
白いテーブルクロスの上には、たくさんの皿が並べられていた。
そのすべてが、カラっぽだ。
「おい、どうしたんだ。しっかりしろ!」
「うふふ、どうもしませんよ? おかしな雷真」
夜々はにこにこ笑っているが、その瞳はひどく空虚で、輝きがなかった。
引用:機巧少女は傷つかない
主人公である雷真が他のヒロインとのデートから帰ってきて、夜々が雷真を食事に誘うシーンになっています。
機巧少女でありながらも、嫉妬で病んでしまったような行動をする夜々が魅力的な作品です。
まとめ
ヤンデレキャラクターが登場する小説の書き方についてまとめました。
わかりませんが、ヤンデレキャラクターがもっと流行ってくれることを願っています。
ヤンデレキャラクターが登場する小説が出来上がりましたら、@TukuyomiYozoraまで教えてくださいませー!
光の速さで読みに行きます!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
オズ こんにちは。旅行者さんや創作に勤しむクリエイターさんに向けて、おすすめの観光地を紹介する係のオズだよ。 メードリー オズの話を聞いてあげる係のメードリーよ! オズ 今回[…]
親見さん カクヨムで小説を収益化して、お小遣いを稼げるみたいですね……ちょっぴり興味があります。 小説投稿サイト『カクヨム』では、作家さんが小説で収益を獲得する仕組みが存在します。 Web作家さんが自作品で稼ぐ[…]