こんにちは! マヨナカログのつくよみです。
KDPへの登録作業お疲れ様です。
ここまできたら、出版まではあと1歩!
たった3ステップで出版が完了します!
2.Kindle本のコンテンツ情報の設定
3.Kindle本の価格設定
→出版完了
今回は、上記の設定をする際の注意点や記述内容をまとめていきます。ざっと流し読みして流れを把握するのもよし、サイトを見ながら書籍の登録作業をするのもよしです。
ではでは、頑張っていきましょー!
1.Kindle本の詳細設定
KDPにログインするとこの画面が出ると思います。まずは、「電子書籍または有料マンガ」をクリックしましょう。
すると、「Kindle本の詳細」設定画面へと移ります。
項目が複数あるので、項目ごとに説明させていただきます。
・言語
このサイトを閲覧している方は、日本語の書籍を出版したいと考えているはずなので、「日本語」を選択しましょう。
・本のタイトル
本のタイトルを入力します。タイトルのフリガナには全角カタカナで、ローマ字欄にはローマ字で、ご自身のタイトルを入力してください。
サブタイトル欄は、任意で入力となっています。サブタイトルがない場合は、空欄でも構いません!
レーベルの欄も、任意入力で空欄でも問題なしです。
・シリーズ
シリーズ情報を入力する欄です。もし、複数巻を出版する場合は、任意で入力しておきましょう。
例によって空欄でもOKです。
・版
はじめて本を世の中に出す場合ですと、第1版で問題ありません!
もし、今後改訂する場合があれば、2版、3版と増やしていきましょう。
空欄でも問題ありません。
・著者
著者名を入力する欄です。正式名入力、カタカナ入力、ローマ字入力をしましょう。
この欄は、実名ではなくペンネームで問題ありません!
・著者等
共著者や、編集者、写真家等協力者がいる場合は入力しましょう。
いない場合は、なにもしなくて大丈夫ですん!
・内容紹介(重要!)
小説で言うところのあらすじを書く欄になっています!
Kindleの紹介ページでこのように表示されるので、商品の顔となる部分です。
売り上げに直結する部分なので、超々力を入れて書きましょう!
・出版に関して必要な権利
みなさんが世に出そうとしている物語は、自作品だと思いますので、「私は著作権者であり、出版に関して必要な権利を保有しています」を選択しましょう!
・キーワード
本の属性を表すキーワードを7つ選びましょう!
はじめは深く考えず、物語やキャラクターの属性等入力していけばいいです。
・カテゴリー
本のカテゴリーを2つ選ぶことができます。
無難な選択肢としては、「フィクション>ライトノベル>一般」または「フィクション>一般」のカテゴリーです。
差別化したい場合は、「フィクション>SF」等自分の作品にあったカテゴリーを選びましょう!
例:
・年齢と学年の範囲
年齢設定ですね!
もし、自作品が18禁コンテンツに当てはまる場合は、「成人向けコンテンツ」に「はい」を入れましょう。
また、絵本・児童書の年齢範囲では、読者の年齢層を設定できます。
・本の販売オプション
「本の発売準備ができました」で問題ありません! こちらを選択することで、設定を完了してすぐに販売を開始することができます。
ここまで、設定が終わりましたら、保存して続行を押しましょう!
もし、1度ですべて書ききれない場合は、下書きとして保存をクリックすれば、今の入力状況を保存しておくことができます。
Kindle本のコンテンツ
この項目では、自作品の登録をしていきます。
・原稿
デジタル著作権管理(DRM)の設定→これに関しては、基本的に有効にしておきましょう。
デジタルデータ形式の著作権を守るための技術! デジタルデータの作品を購入した際に、購入したPCやスマホ上でしか閲覧ができないようにする仕組みです。
これは、本の不正配布を防ぐためにやっておきましょう。無効な状態にしておくメリットが、ほとんどありません。
ページを読む方向を設定→小説でしたら、縦書きをおすすめします。
電子書籍の原稿をアップロード→推奨されている形式はdocx、EPUB、KPFの3通りになります。個人的に、EPUBを推奨しています。
国際電子出版フォーラムが決めた、電子書籍のファイルフォーマットです。.txtや.docxの別バージョンと覚えておきましょう。電子書籍用のファイル形式なので、今回のケースでは最適です!
テキストファイル(.txt)をEPUBファイル(.EPUB)に変換する方法は、以下の記事で解説していますので、気になる方は読んでいってくださいませ!
自分の書籍をKindle出版する際、EPUBを用意する必要があります。 文章からEPUBを作成するのに便利なのが、でんでんコンバーターですよね! 外部リンク:でんでんコンバーター 親見さん でんでんコンバータ[…]
・Kindle本の表紙
自身で作成した表紙をアップロードしましょう。
Kindleの表紙に最適な画像サイズは、高さ2,560ピクセル、幅1,600ピクセルとなっています!
・Kindle本のプレビュー
ここで設定する項目はありません。
ですが、プレビューアーを起動して、本のデータが正常に転送できているか確認することができます。
・Kindle 電子書籍ISBN
基本的に、個人作家の方が入力する必要はありません。
ISBNはしかるべき機関に発行依頼を出さなければいけませんので、個人作家の方は持っていないはずです。なので、入力する必要はありません。出版社名、主コードも、任意の入力となっており、空白でも問題ないです。
全世界の標準規格の1つで、書籍を認識するための番号です。日本国民に与えられたマイナンバーの書籍版かつ全世界版だと認識しておけば問題ありません!
Kindle本の価格設定
おつかれさまです! 最後のステップは価格設定になっています。
ここまでくれば、あと一息なので頑張っていきましょう!
・KDPセレクトへの登録
KDPセレクトへの登録を行います。
KDPへの登録は、メリットとデメリット双方を含みますので、注意してください。
KDPに登録するメリット・デメリットは以下の記事で解説していますので、気になる方は読んでいってください。
こんにちは! マヨナカログのつくよみです。 KDP――Kindleダイレクトパブリッシングをご存じですか? 親見さん Kindleが電子書籍を取り扱うサービスなのは知っています! 最大手の電子書籍サービスKind[…]
・主なマーケットプレイス(注意)
初期設定では「Amazon.com」になっているのですが、これではアメリカが主な販売場所になってしまいます。
ここは「Amazon.co.jp」に変更しておきましょう。
・価格設定、ロイヤリティ、配信
ロイヤリティは、35%と70%から選択できます。
商品を販売した際に、著作者が得られる印税になっています。
仮にロイヤリティ70%の300円商品が売れた場合、300×0.7=210(円)の収入が得られる仕組みになっています。
価格設定では、決められた数値の範囲内で料金設定を行いましょう。
・本のレンタル
購入者が友達や家族に本の貸し出しをできるようになります。
こちらは、作者さんが「レンタルぜんぜんオッケーよ~」と思うなら、許可をしてください。
・利用規約
読んでおきましょう。
さて、ここまですべての項目を入力したら、出版の準備は完了です!
「Kindle本を出版」をクリックすれば、作業が終わります!
ただ、すぐに出版完了するわけではありません。
Amazonによる書籍のチェックが入ります。
「最大72時間かかります」と記載されていますが、ボク個人の体感としては、1日以内に出版審査は終わります。
気楽に待ちましょう!
まとめ
お疲れさまでした!
これで、Kindleにあなたの書籍が並びます。
Amazonから自書籍のタイトルを検索することができますので、検索してにやにやしちゃいましょう。
1冊の本を出すという経験は、きっと貴重なモノになったはずです。
今回の経験を糧に、これからも創作活動をがんばっていきましょう!
このサイトでは、創作に役立つ情報を数多く取り扱っていますので、もしよければ見ていってください!
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