『NAI Diffusion Anime V3』の進化が半端じゃない!|V1との比較も交えながら見ていくよ!

『NAI Diffusion Anime V3』が作るイラストかわいすぎんだろ!

「リリースする新作の小説の表紙と挿絵のイラストを作るか~」と、久々にNovelAIを触っていたのですが、これがまたずいぶん進化してたんですよね。

僕が使っていた時代は、NAIのV1モデルが主流だったときでした。

親見さん
バージョンが2つ上がったわけですね。

『V1』の当時はどっぷりとNAIにはまって、記事を書くくらいには使い倒していました。

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技術の進歩というのはすさまじくて、『NAI Diffusion Anime V3』のイラストクオリティが上がっていたので、今回は「V1と比較してV3は何が進化しているのか?」を焦点に当てながら見ていこうと思います。

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『NAI Diffusion Anime V3』と『NAI Diffusion Anime V1』のイラストの出力結果を見ていこう

まず気になるのが、「『NAI Diffusion Anime』のV1とV3どっちの方が良いイラストが出力されるの?」ですよね。

同一プロンプトを入力したときの結果を見ればわかりやすいので、見ていきましょうか!

今回は、自作小説の表紙を作るときに使ったベースのプロンプトで比較してみます。

これが小説表紙用の最終版のイラスト


プロンプト
((((masterpiece)))), (((best quality))), (illustration),((1girl)),((loli)),((small_breasts)),fox ears,blonde hair,short hair,((twin tails)),red eyes,(((((Large tears))))),((smile)),Black Tank top,((white petals)),upper body , (((blue sky)))
ネガティブプロンプト
lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, normal quality, jpeg artifacts, signature, watermark, username, blurry,missing fingers,bad hands,missing arms, long neck, Humpbacked,shadow,nude,Unusual hands,Abnormal fingers,large breasts

このプロンプトの意図は、「花弁の散る空の下で泣き笑いする狐っ娘のイラスト」が欲しいでしたね。

・NAI Diffusion Anime V3の出力結果

・NAI Diffusion Anime V1の出力結果

親見さん
同じプロンプトでも結果の画像の雰囲気はかなり違いますね!

・v3の方がアニメ調寄り
・色調のメリハリがv3の方がキレイ
・背景の書き込みはv1の方が情報量が多い

このプロンプトではv1の方はなぜか狐っ娘が2人出るパターンが多かった。

線と色の塗りがv1の方だとぼやけた印象を受けるのですが、v3の方はかなりしっかりしている印象です。

解像度の高いイラストに強いのは『NAI Diffusion Anime V3』

『NAI Diffusion Anime V3』は横型のデフォルトサイズが1216×832で、高い解像度のイラストにも対応しています。

V1の横型のデフォルトサイズは768×512で、1216×832で描画を行うとイラストが不安定になりがちです。

親見さん
高い解像度ではっきりとしたイラストが描けるのは、V3の魅力なのですね。

V3では、壁紙サイズである1920×1088も出力出来て、こちらは若干不安定になりがちですが、それでもV1では考えられないくらい良いイラストを出力してくれます。

『人間味』のある独特な絵柄はV3の方が出しやすい

AIイラストは絵柄の指定をせず「masterpiece」を指定するだけだと、いわゆるマスピ顔でキャラが出てきて「あー、これAIが作ったものね」と直感的にわかるようなイラストができやすいです。

そこで、絵柄のプロンプトに工夫を加えたりしてAI感を抜いていくわけですが、そこがV3の方がやりやすく感じます。

プロンプト
(watercolor_medium), ((ukiyoe style)), ((((masterpiece)))), (((best quality))), (illustration),((1girl)),((loli)),((large breasts)),fox ears,blonde hair,short hair,blonde eyes,((tareme)),((scared)),kimono,fox tail,upper body , ((claw pose)) ,(((japanese traditinonal room)))

(watercolor_medium), ((ukiyoe style))が絵柄の指定部分ですね。

これで出てくるイラストがこちら。

ずいぶんAI感が抜けますよね。

手の形だったり、背景だったりで不自然なところはありますが、ぱっと見の「人間っぽさ」が出ています。

親見さん
試行回数を積んで頑張れば、「人間らしい」イラストすらも作れそうですね。

まとめ

『NAI Diffusion Anime V3』のイラストの進化をV1と比較しながら見ていきました。

親見さん
AI技術が熟していくのを感じますね。

クオリティだったり、活用方法だったり、2023年とは大きく変わってますよね。

今後も進歩を続けていくだろうAI技術……これからもウォッチしていきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

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