物語におけるキャラクターは、作品の質を決める重要な要素の1つになります!
キャラクターの性格は、キャラが物語へとどうやって関わっていくかを決め、読者を惹きつける吸引力にもなります。
本記事では、キャラクターの性格の作り方について解説していきます。
・過去の経験が今の性格を形作る
・現在の行動で性格を表現する
・作品内のキャラクターのバランスを考えて、性格を「配分」していく
テンプレートからキャラクターの性格を決めていく
キャラクターの性格を作るうえで、まず大枠の方向性を決めていきます!
決め方には、2種類の方法があります。
②既存のキャラクターの性格を参考にする
①性格のテンプレートから決める
性格や属性とも言えるテンプレートが、この世の中には山のようにあります。
その中から、今から作ってみようと思うキャラクターの方向性を決めるというのは、お手軽でありながら、効果的な方法の1つです。
②既存のキャラクターの性格を参考にする
大好きなキャラクターがいるなら、魅力を分析してみるのもありです!
他の人が作ったキャラクターを好きになれるということは、そのキャラに人を惹きつける魅力があるということになります。
・ネットでそのキャラクターのなにが好きだと言われているのか、調べてみる
魅力的なキャラクターには、相応の理由があります。
ただし、既存のキャラクターの性格を参考にする際は、作り込む過程で似すぎないように注意する必要がありますね。
経験からキャラクターの性格は決まっていく
ツンデレ属性を持つキャラクター
これを聞いて、どのキャラクターが思い浮かぶでしょうか?
ツンデレ属性と言われるキャラクターはたくさんいますが、各々違った魅力を持ちます。
たとえば、五等分の花嫁の中野二乃は主人公である上杉風太郎に対して、物語の序盤では常にツンツンした態度で接します。
それはもうハリネズミのように……。
ただ、物語の後半にとあるきっかけを元に、デレはじめます。
もし、五等分の花嫁を読んだことがある方ならば、その破壊力はご存じだと思います。
ツンデレチックな性格を持つ中野二乃の過去
中野二乃は五つ子の次女です。
二乃は姉妹の輪の中に割り込んできた風太郎を嫌悪していました。
彼女は変化を恐れています。
母親の死をきっかけに、個性を獲得していく姉妹達を見て、いずれ「五つ子」として、同じ存在でいられなくなるのではないかという恐れが彼女の中にありました。
5人の姉妹の関係に変化をもたらす風太郎は、ニ乃にとって悪というわけです。
ツンツンの原因になる過去は、五等分の花嫁のニ乃特有のものであり、作品を形作る魅力になるんです!
行動でキャラクターの性格を表現する
キャラクターの性格は、行動を通して表現されます。
とあるキャラクターがダイエット中に、大好きなスイーツを目の前にして「我慢する」か「食べてしまうか」
前者であれば、我慢強い。後者であれば、自分に甘いという性格が表現できます。
インパクトのある選択をキャラクターに迫れば、性格に応じた反応見られるはずです。
他のキャラクターとのバランスを考えてみる
物語に登場するキャラクターの性格の分布を考えてみるのも良いです。
全員が全員、ハイテンションなキャラクターだったら、読者さんは疲れてしまうかもしれません。
逆に、全員がローテンションだったら、それはそれで盛り上がりに欠けてしまいます。
ハイテンションなキャラクターがいる場合、対になるローテンションなキャラとタッグを組ませる。
性格が対照的であると、光と影みたいに互いを引き立てる関係になります。
まとめ
キャラクターの性格の作り方についてまとめました。
②過去の経験から性格を裏付ける。
③現在で選択を迫り、その結果からキャラクターの性格を確認する。
魅力的な性格のキャラクターを作って、読者さんを魅了してしまいましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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