『ツユ』――とある事件(詳細はあえて語りません)で解散することになった音楽グループです。
触れるかどうかちょっと迷う話題ではあったんですが、ツユは間違いなく僕の今年の推しだったんですよね。
起きた事件は間違いなく悪い出来事なんですが、それでもツユの音楽は今でも聞いていますし、好きです。
というわけで、今回は音楽ユニット『ツユ』について、記事をまとめて行きたいと思います。
2024年の推し音楽グループ『ツユ』を失った6月
元々ツユを聞いていたのですが、2024年の3月くらいからどっぷりはまりはじめました。
1年に1グループ、もしくは1人「今年はこの人にドはまりしたなぁ」みたいなグループや歌手が出てくるのですが、「今年はツユだろうな」と思ったくらいです。
で、もって思ったわけです。
「梅雨の時期にはじめてツユのライブに参加するとか最高じゃない?」と。
チケットを取って初めてライブに参加しようと思っていたのですが……。
事件によって中止になっちゃったんですわ。
せめて、一度は生ライブを聞きたかった。こうして僕は、2024年の推しグループを失ったのでした。
ツユと名付けた理由が、梅雨の時期に立ち上げた音楽グループだったから――なのですが、終わりもまた梅雨の時期なんですよね。
失われたアルバム:アンダーメンタリティ
解散のきっかけとなった後、ツユの楽曲配信についてはいろいろと物議がありました。
ゲームや音楽サブスクなど、ツユの音楽はいろんなところに配信されていて、中には配信が中止になったモノもあります。
たとえば、プロジェクトセカイというゲームでは、「デモーニッシュ」や「いつかオトナになれるといいね。」「傷つけど、愛してる」が削除されています。
特に痛かったのは、Spotifyからの『アンダーメンタリティ』の削除ですね。
生き残っていますね。
アンダーメンタリティだけが消された意図は、うん、起こった事件と紐づけて推測であればいろいろと思いつきそうです。
このアルバムは新宿歌舞伎町――トー横の子たちをモチーフにしていると言われていて、歌詞の内容を聞けばわかるんですが、けっこうえぐいです。
一応、YouTubeの公式チャンネルに楽曲は残っていてそちらから聞くことはできます。
・いつかオトナになれるといいね。
・アンダーキッズ
・アンダーヒロイン
今からツユを聞くなら? おすすめ楽曲を紹介させて
活動終了した音楽ユニットを聞き始めようとする物好きの方は少ないと思いますが、ツユのおすすめ楽曲をいくつか紹介させていただきます。
全体的に、人間の後ろめたい感情だったり、陰鬱な感情だったり、明るくない感情を歌うのが得意な音楽グループさんで、合う人には合う、合わない人には合わないグループさんです。
でも、これだけ流行った経緯を見ると刺さる人は多いですし、聴く人を魅了して止まない魅力があります。
第1位:やっぱり雨は降るんだね。
僕の中ではThis is TUYUな楽曲、それが『やっぱり雨は降るんだね。』です。
この曲からツユにハマったと言っても過言ではない。
僕と君の絶妙な距離感を描いた歌詞と、礼衣さんの情緒豊かな歌い方がマッチした最高の一曲になっています。
ツユが生み出した初の楽曲でもありながら、完成度が半端じゃないです。
第2位:いつかオトナになれるといいね。
ポップな聞き心地とえぐめの歌詞、これが同居したのが「いつかオトナになれるといいね。」です。
とにかく中毒性が高くて、ノリノリ状態で無限にリピートできます。
推しが事件を起こして、活動中止になる――でも、推しを信じて止まない子の感情が書かれた歌詞。
ふむ、どこかで抱いた感情のような……?
第3位:過去に囚われている
「あの時はよかったなぁ」という感情を持つ人に刺さる楽曲が『過去に囚われている』です。
「人生、人生、人生とか 疾うの昔に完成してんだよ」
後悔のない人生を送ってきたつもりでも、「大学生の頃は楽しかったなぁ」とか、「あの人と付き合っていたときはよかったなぁ」とか、人がどこかに持つ感情をまざまざと突き付けてきます。
まとめ
音楽ユニット『ツユ』についてまとめました。
いい意味でも、悪い意味でも記憶に残った音楽グループさんで、これからも時々思い出しながら聞いていこうと思います。
YouTubeの公式チャンネルやSpotifyなどで、楽曲は聞くことができますので、興味が沸いてきたらぜひとも聞いてみてくださいませ!
最後まで読んでくださりありがとうございました。