Live2Dモーションのススメ!|待機モーションの作り方やUnity、nizima ACTION!での使い方をまとめるよ!

Live2Dにはあらかじめ既定の動作をするように『モーション』を仕込むことができます。

開発の一環でこの機能を使っているのですが、めちゃくちゃ便利なんですよね!

たとえば、上記のセッカちゃんのLive2Dにモーションを作って仕込むと、こんな感じに動いてくれます。

迷ちゃん
モーションを作ると、一気に生きている感じが出ますねっ。

そのほかにも、モーションで喜怒哀楽を表現することもできます。

迷ちゃん
ゲームやビジュアルノベル、動画配信と使える幅が広そうです。

今回は、ボクが実際に使うことになった以下の3つについて、作る際に使用した参考動画やサイトをまとめていきます!

①Live2Dのモーションの作り方
②UnityでLive2Dのモーションを使う方法
③nizima ACTION!!でモーションを活用した動画を作る方法

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①Live2Dのモーションの作り方

まずはLive2Dのモーションの作り方ですね!

これはLive2Dの公式がめちゃくちゃ良い動画を用意してくれています。

これを見れば一発でわかります。

迷ちゃん
公式さん、神ですねっ。

ちなみに、操作用のドキュメントは以下にあります。

Live2Dモーションを作る際のTips

Live2Dモーションを作る際に「あーこれはこうだったのか」と思ったことをメモ書き程度に残しておきます。

頭の片隅にでも置いといてくださいませ!

・Live2Dのモーションのシーンデータは、can3ファイルに保存される。
・実際にUnityやnizima ACTION!!で使用する際は、motion3.jsonデータを用いる。motion3.jsonデータ1ファイルに対して、1つのモーションのみが保存される。
・モデルファイルである.cmoファイルのイラスト情報を変更しても、関連するcan3ファイルには影響がない。

Live2Dの待機モーションを上手に作るにはどうしたら良い?

待機モーションは一番よく使うモーションですよね。

ボクが作ったモーションは以下の動画です。

迷ちゃん
意外と動きが少な目ですねっ。

ボクが待機モーションを使うときに気を付けたのは、以下のポイントでした。

動きにメリハリをつける

待機中はおとなしめに、動いているのがわかる程度にモーションを設定します。

こうすることで、喜怒哀楽のモーションに移行したときにわかりやすいですし、仮に待機モーションを中断して感情モーションに移行したときも違和感が少なくて済みます。

待機モーションと開始と終了は同じ状態にする

待機モーションはループ処理をすることが多いです。開始と終了時のキーの値が異なっていた場合、ループ処理が行われるたびに違和感を与えてしまうことになります。

ランダム再生用に複数の待機モーションを用意する

同じモーションを繰り返すと機械的に見えるため、複数の待機モーションを作成して、ランダムで再生することで自然な動きを演出できます。

これは努力目標ですね。

②UnityでLive2Dのモーションを使う方法

UnityでLive2Dを取り扱うには「Cubism SDK for Unity」が必要になります。

以下がLive2D社の公式ダウンロードページですので、必要でしたらインストールしてください!

外部リンク:Live2D Cubism SDK for Unity

インストール方法については、開発公式さんがQiitaで記事を書いていますので、それを参考にすると良いです。

モーションファイルの用意

UnityでLive2Dを動かすためのファイル群は、Live2D Cubism Editorのモデリングタブとアニメーションタブからそれぞれ出します。

モデル用のファイルの出し方

モデリング画面にて『組み込み用ファイル書き出し→moc3ファイル書き出し』で出せます。

モーションファイルの書き出し方法

アニメーション画面にて『組み込み用ファイル書き出し→モーションファイル書き出し』で出せます。

モーションファイルは.motion3.jsonで書き出されますが、それはモデル用ファイルと一緒のフォルダに入れておきましょう。

後はUnityのAssetにぶち込めばOKです。

Unityでモーションを再生するための準備とコード

ボクの場合、CubismMotionControllerを使いました。

Live2D Cubism SDKをインストールしているなら、CubismMotionControllerが同梱されているはずなので、Live2Dモデルにアタッチしておきましょう。

あとは以下のコードで呼び出せば動きます

_motionController = GetComponent<CubismMotionController>();
var anim = Resources.Load<AnimationClip>(“Motions/idle”);
_motionController.PlayAnimation(animation, 0, 3, true);//引数3がプライオリティを示しており、こいつを3にすることで上書き強制再生できる。

Motions/idleはAnimationファイルへのパスを書きましょう。

motion3.jsonをUnityに入れた際に自動生成されているはずです!

③nizima ACTION!!でモーションを活用した動画を作る方法

nizima ACTION!!で作ったモーションを活用することもできます。

迷ちゃん
そもそもnizima ACTION!!ってなんですか?

端的に言えば、Live2Dを使った動画を作ることに特化した動画編集ツールですね!

nizima ACTION!!については、以下の記事でまとめていますので、よろしければ見ていってくださいませ!

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これもかなり面白いツールですよ!

さて、nizima ACTION!!でモーションを使う方法ですが、こちらは公式ドキュメントが優秀です。

以下の記事にモーションファイルのアップロード方法が記載されています。

ファイルをアップロードする前に、moc3ファイルにデータの書き込みを行う必要があるのですが、その手順は以下にあります。

外部リンク:Live2D Manuals & Tutorials

〆Live2Dって楽しいね!

Live2Dのモーションに関する情報をまとめました。

迷ちゃん
Live2Dはいろいろできて面白いですねっ!

動く人型のインタフェースが手軽に作れるのはやっぱり楽しいですよね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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