個人事業主をはじめたときの『赤字』期間を乗り切るための要素まとめ

2024年12月に会社をやめて、2025年は個人事業主をやってきました。

ですが……10月までずーっと赤字!

き、きちぃ!

迷ちゃん
厳しい現実ですねっ。

11月になって生活費がようやく黒字化したんですよね(まぁ、黒字を続けることが大変なんですけどね!)。

今回は、個人事業をはじめたときの赤字期間を乗り切るために必要な要素をまとめます。

「会社員から個人事業主になるぞー!」という方や「個人事業主になったはいいけど赤字やばすぎっ」という方はぜひ参考にしてくださいませ~。

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個人事業の基本方針

僕の場合、人から案件をもらって稼ぐ――というより自分が作ったモノを売るという方にウェイトを置いていました。

なので、クラウドソーシングサイトなどから案件をもらって、月々の最低限の金銭を確保して貯金の減りを減らしつつ、販売物で勝負していく――というスタイルでした。

せっかく個人事業主になったから、労力や成果物が一時的なお金になる――みたいな状態ではなく、それが継続的にお金を生み出すような仕組みが欲しかったんですよね。

1年間の収益の推移について

さて、最初に僕の収益の推移についてまとめておきましょうか。

今回は、銀行口座に入ってきた金額を収益として換算しています。

僕の場合、7月の頭まで失業保険をもらっていたので、それまでの収入はゼロです。

個人事業をはじめたのは7月中旬からですね。

個人制作物の販売とクラウドソーシングで主に立ち回ってこんな結果でした。

7月:4円
8月:13,153円
9月:98,682円
10月:62,941円
11月:178,541円
12月:12月1日時点でおよそ17万円以上は確定している状態(11月分の売上がある)
迷ちゃん
7月と8月があまりにも悲惨ですねっ……。逆に4円って何の収益ですか……。

Kindleの販売料ですね。

まぁでも、けっこうリアリティのある数字じゃないんですかね。

赤字期間の何がきつい?

個人事業主をはじめたての頃、マジで稼げない時期ってあると思うんですよね。

僕が赤字期間できつかったのはこの3つでしたね。

①会社員時代の税金
②「これ、このまま続けても大丈夫か?」という不安
③減り続ける銀行口座の残額

①会社員時代の税金

これ、イカれてます。

健康保険料、お前だけは絶対に許さないからな……。

個人事業主をはじめて1年間は会社員時代の稼ぎから健康保険料が計算されるのでマジできついですね。

月々46,000円くらい持ってかれました。

いやね、ある程度もってかれるの知ってるから軍資金は準備してたんですけど、その想定を上回ってきましたよ。ええ。

もし、これから個人事業主を始める方がいらっしゃるなら健康保険料にはマジで気を付けてください。

殺されます。

②「これ、このまま続けても大丈夫か?」という不安

個人事業が上手くいかないときって、当たり前ですけど「会社員に戻った方がええんやない?」って考えが頭をよぎるんですよね。

迷ちゃん
これは全個人事業主が経験しそうですねっ。

僕はけっこうメンタルの強さに自信がある方なんですけど、それでも不安にはなりましたね。

③減り続ける銀行口座の残額

会社をやめるときに、この1年間で使ってもいいぜ~っていう予算は決めていたんですけど、それでも貯金の残額が減っていくことには「気持ち悪さ」があるんですよね。

やっぱり人間、手元にあるモノがなくなっていくのはどうやら嫌らしい。

赤字期間を乗り切るための要素はコレ!

個人事業主の大半が経験するであろう赤字期間を乗り切るための要素は、
①使い切って良い予算を準備して勝負する
②トライ&エラーを絶え間なく繰り返す
③既存の習慣を捨てることも考える

これですね。

使い切って良い予算を準備して勝負する

「この予算を使い切ってしまったら、再就職する」

予算の額をかっちり決めて挑んだ方が良いです。

致命傷を避けるという意味ももちろんあります。

日々減っていく予算はストレスにもなりますが、「やべえ」って気持ちが良い感じに背中を押してくれるんですよね。

迷ちゃん
適度なストレスは行動力になるってお話もありますもんね!

とにかくトライ&エラーを繰り返す

案件受注して稼ぐタイプの立ち回りをしない方なら、トライ&エラーは時間の許す限りした方が良いです。

個人事業主の良いところは、フットワークがとにかく軽いことですからね。

99回失敗して、1回成功すればいい――くらいの心持ちで挑んでいきます。

おすすめは、『2週間単位で締め切りを切ってトライ&エラーを繰り返す』ですね。

2週間でなんでもいいので「これだ!」と思ったモノを作って、リリース後にユーザーの反応を見る――それで、次の制作物に活かしていく。

初期に制作するモノは1週間~2週間以内に作れるモノで良いと思います。

僕も2週間周期でいろんな方面の制作物をリリースしていって、ユーザーの反応を見ながら試行錯誤してきました。

その結果、10月頃から売上が急に伸びてきたんですよね。

既存の習慣を捨てることも考える

稼げないときは既存の習慣をがらっと変えて見たほうがいいですね。

たとえそれが良い習慣でも、です。

習慣化することはいいことなんですけど、『稼ぐこと』にフォーカスするなら、それが稼ぎに繋がらないモノの場合、一度手放した方がいいかもしれません。

僕は、その中にブログがありました。

最近、更新頻度が減っちゃってるんですけど、別のコンテンツ開発に勤しんでたんですよね。

迷ちゃん
それが功を奏したわけですかっ。

赤字期間は辛いことも多いけど、乗り切ったら超楽しいよ!

稼ぎは会社員時代の方が多い状態なんですけど、今この時が抜群に楽しいんですよね。

考えて考えて、試行が成功したときの、呪力の核心を掴んだような感覚――あれはたまりませんね。

まさかのマスター帯13連勝出来てついに呪力の核心を掴んだ気がしています

すべて自分が決めて、自分で獲得した成果になので、会社員では味わえない快感がそこにあります。

正直、こんな快感を味わっちゃったら会社員に戻れないよ……。

迷ちゃん
会社で働きたくないだけじゃないですかっ?

2026年は何カ月個人事業主でやっていけるかな?

僕もいつまで個人事業でやっていけるかはわかりませんが、少なくとも予算が底を尽きるまではやってみようと思います。

まぁ、来年は今年より税金が軽くなるので、より立ち回りやすくなるのは間違いないです。

終わり!

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